当事務所はITを得意としております税理士事務所ですが、
ここ最近は相続に関するご相談も増えてまいりました。
今日は、そもそも【相続】とはいつから?というお話をさせていただきます。
【相続の開始があったことを知った日】
相続とは、特定の個人(以下、被相続人とします)に帰属している権利や義務が、
被相続人の死亡によって被相続人と身分関係を持つ子や配偶者に承継・移転することを意味します。
相続というのは、一般的には被相続人の死亡日が『相続の開始があったことを知った日』となります。
しかし、以下のような場合はどうなるのでしょうか?
【法定相続人の相続放棄と相続開始を知った日】
相続には順位があり、まずは法定相続人が相続します。
しかし、何十年も被相続人と連絡をとっていない、被相続人に多額の借金があった、
等の理由から先順位の法定相続人が相続放棄した場合、次の順位に相続がうつります。
この場合、次順位の相続人が法定相続人となり、
相続放棄の申述が裁判所で受理された日が相続開始があったことを知った日となります。
この記事をご覧になって
最近相続することとなったけれど申告期限は大丈夫?
自分の場合はいつから相続開始とみなされるの?
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