生前、親族から高額な贈与を受ける際、贈与税の支払も高額になる危険があります。 そのような場合に、【相続時精算課税制度】を利用すると贈与税の負担を軽く、もしくは贈与税自体がかからなくなることがあります。 【相続時精算課税制度】とは、60歳以上の父母又は祖父母から、20歳以上の子又は孫に対し、 …
贈与税は、個人から財産をもらったときにかかる税金です。 会社など法人から財産をもらったときは贈与税はかかりませんが、所得税がかかります。 また、自分が保険料を負担していない生命保険金を受け取った場合、 あるいは債務の免除などにより利益を受けた場合などは、贈与を受けたとみなされて…
【相続・贈与8】において、小規模宅地の特例の適用を受ける場合、以下の書類が申告に必要だとお話しました。 ①被相続人の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本(原戸籍) ②遺言書の写し(ある場合) ③遺産分割協議書の写し ④相続人全員の印鑑証明(※遺産分割協議書に押印したもの) ⑤相続人全員の…
相続税の申告の際には、申告書とは別に幾つかの添付書類が必要です。 以下に必要書類をまとめていますので、相続税の申告が必要であるとなった場合には お早目にご準備ください。 (1)一般の申告の場合(何も特例を受けない場合) ①被相続人の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本(原戸籍) ②遺言書…
財産目録の作成が終わり、財産の把握が出来たら次はこの財産全体の中で 相続税の課税対象外(相続税がかからない)財産をピックアップしましょう。 平成28年4月1日現在、相続税がかからない財産のうち主なものは次のとおりです。 墓地や墓石、仏壇、仏具、神を祭る道具など日常礼拝をしている物 …
相続が発生したら、必要書類を集めるのと同時に被相続人の資産・負債の洗い出しが 必要になります。 【財産目録】の作成です。 財産目録は、細かく分けるときりがないのですが大まかに分けると ①不動産 ②現預金、債権 ③生命保険 ④株式、投資信託 ⑤貸付金 ⑥負債、葬儀費用 の6つに…
相続税を計算する際、被相続人の葬儀費用分は資産から差し引くことができます。 遺産総額から差し引く葬式費用は、通常次のようなものです。 (1) 葬式や葬送に際し、又はこれらの前において、火葬や埋葬、納骨をするためにかかった費用(仮葬式と本葬式を行ったときにはその両方にかかった費用が認めら…
相続の申告にはいくつかの必要書類があります。 申告書に添付する資料です。 今回は、その必要資料について一覧にまとめました。 № 必要書類等 枚数等 摘要 1 被相続人の除籍謄本 各2 出生から死亡…
民法では、相続人になれる人が定められており、これを 法定相続人 と言います。 そして、相続人になる順位も決められている…
相続税と一言で言っても、財産を相続した全ての人に相続税がかかるわけではありません。 相続財産の額が、『相続税の基礎控除額を超える場合』にだけかかってきます。 【相続税の基礎控除額】 平成28年現在、相続税の基礎控除額は 3,000万円+(法定相続人の数✕6…